
2018/10/某日訪問
天満氏館は兵庫県朝来市の裏山の低丘陵地にある。北にある小谷城を訪問したあとについでに寄った。館跡だとすると楽音寺境内も縄張りに入るのかもしれないが、丘陵地の遺構しか確認しなかった。また、訪問日は地元の祭りのようで、楽音寺すぐ東にある天満神社の前で神輿を準備していた。彼らが写真に写り込まないようにしたため、丘陵地以外の写真は少な目。
丘陵地には天満神社から行けるらしいので、まずは天満神社へ。
お社の東側に道がついているので沿って歩く。天満氏館は虫が多い。虫を払うのと光量不足でピンボケ写真が多かったのが悔やまれる。この記事にはマシな写真を掲載している。
道を進むと開けた場所に出る。ベンチが置かれ遺構に手が入っている感がある。
開けた平場が東端。あとは西に進むしかない。斜面は藪いので竪堀の有無は確認していない。
西に進むと埋められた堀切登場。ここまで埋めるかという感じに平坦。幅広の土橋付き堀切に見えないこともない。
埋められた堀切を進むと切岸っぽい斜面。
斜面を登ると眼前に堀切登場。ここは埋められていない。埋めないならさきほどの堀切も埋めなくてよかったのでは、などと思う。
堀切の底を上から。
堀切底から左右の堀を見たところ。見所はここの堀切くらいであった。
堀切を過ぎると一段高くなっている。これより先に遺構はなさそうだった。
近辺では小谷城、諏訪城あたりが遺構の状態がよいので、それらのついでに寄るのがよさそうな館跡であった。
おまけ。天満氏館で蛇に遭遇。体に赤い斑点が見えたので撮影した。近寄りすぎると逃げ切られるので、ある程度の距離からズームで撮影したのだが、ポンボケとなった。ヤマカガシっぽいけどどうなのだろう。ヤマカガシなら有毒の蛇である。臆病な蛇なのでこちらがちょっかい出さなければ問題ない蛇である。遭遇した時もやっこさんは真っ先に逃げようとしたし。
参考 URL: 闘城賛歌 天満氏館跡(兵庫県朝来市)
天満氏館位置