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赤木城へ公共交通機関(鉄道,バス)と徒歩で訪問する方法 [紀和鉱山資料館経由]

Posted on 2019/03/10 by ca Leave a Comment on 赤木城へ公共交通機関(鉄道,バス)と徒歩で訪問する方法 [紀和鉱山資料館経由]

2019/02/某日訪問

前の記事で熊野市駅からバスで千枚田・通り峠バス停に行き、通り峠経由での赤木城跡への訪問方法を記したので、この記事では阿田和駅からバスで紀和鉱山資料館まで行き、資料館でスタンプを押してから赤木城跡を訪問する方法を記す。


2. 阿田和駅からバスで紀和鉱山資料館まで行き、資料館から徒歩(スタンプ押す)

先に行程を記す。

JR熊野市駅 8:23 – JR阿田和駅 8:38 – 町民サービスセンター 9:02 – 板屋(鉱山資料館前) 9:44 – 鉱山資料館でスタンプと見学 – 近場の城跡うろうろ – 赤木城到着

鉱山資料館から先は寄り道しまくったので時間を書いても参考にならないと思ったので割愛した。

前回は松阪宿泊だったが、今回は熊野市で宿泊。熊野市駅前からのバスは11時台なのだが、阿田和まで出れば9時台のバスに乗れる。バス停は阿田和端地のほうが時間が早いのだがバス停位置がよくわからなかったので、わかりやすかった町民サービスセンターバス停にした。

熊野市駅から紀勢本線に乗り阿田和駅下車。無人駅である。

町民サービスセンターバス停は42号線ではなく、1本内陸に入った道路にある。商業施設の裏側だ。道路の両側にバス停があるが、目指す鉱山資料館方面は線路側のバス停である。

知っていはいたが寂しい本数である。

まだバスが来るまで時間があったので周辺うろうろ。七里御浜に出ると戻るの面倒そうだな、ということで陸橋の上から七里御浜と太平洋を眺めたりして時間を潰した。

だいたい時刻通りにバス到着。予想はしていたが空気輸送であった。

途中、バスに乗れなかった人がタクシーでバスを追い越して乗車してきた。阿田和端地バス停で待っていたが、道路反対側で待っていて乗れなかったらしい。それを聞いて町民サービスセンターバス停で待ったのは正解だったと確信。その乗客の目的地は不明だったが千枚田・通り峠入り口で降りていった。

この先に本当に集落があるのだろうか、的な場所をいくつか通って紀和町の集落到着。風景のわりに標高が低いのが印象的である。

そして板屋(鉱山資料館前)到着。

続日本100名城のスタンプを押すだけなら無料である。中の展示を見る場合は有料。

展示が予想外に見どころがあったので城関係なく見るのもありである。赤木城のジオラマと、赤木城にまつわる話はもちろんのこと、実物の鉱物が綺麗で宝石類に興味のない私でもしばらく見ていられた。

また、資料館の方に赤木城以外の城跡について聞き込みをしたところ、初耳だったのにも関わらず手元の文献にあたっていただいて展示中に調べていただいた。入鹿本城、小栗須陣屋平、大栗須陣屋平がそれにあたる。私の持っている資料が『三重の中世城館』で、40年近く前の資料で、わかりづらい表記があったのだが、資料館の方が引いてくれた『紀和町史』にはわかりやすい記述がされていた。だいたいの座標も載っていて、私が事前に推測していた位置に近かった。登り口があるかという聞き込みにもわかる範囲で答えていただいた。ありがとうございました(入鹿本城と小栗須陣屋平に関しては別途記事にする予定)。

資料館を後にして隣の道の駅へ。最近できた道の駅らしくて真新しい。食事ができるようなので食事してから城めぐりしようと思っていたのだが、食事の営業開始時間は 11:00。開始まで20分以上あったので食事はしないで城めぐりすることにした。おにぎりでもあれば、と思ったがおにぎりはなかった。赤木城跡までトイレはなさそうなので、トイレを借りて出発。

入鹿本城、小栗須陣屋平を見学して大栗須集落付近から赤木城に移動開始。前回と違ってずっとアスファルトの道である。

アスファルトとはいえ、この手の山の中にある舗装路は基本自動車向けに作られている。ずっとなだらかな坂道である。この手の舗装路を延々と歩くことを私は”アスファルト登山”と呼んでおり、普通の山道よりもきつい。休憩ポイントがないからである。どこで休もうとしても傾斜がある。

追い抜く車の人が声かけてくれないかな、と思いつつも誰も声をかけてはくれない。しばらく歩くと田平子峠の東屋に到着。

空腹もあったので、この東屋で休憩。食事といってもソイジョイと水である。ソイジョイ2本食べて移動再開。

ここは前回もきた田平子峠である。ここから先は知った道。

ただ以前は新緑茂る時期だったが今回は落葉樹には葉がない時期。下る道から赤木城跡が見えた。

そして前回と同じく赤木城跡南郭に到着。

大栗須集落あたりから1時間強で着いたので、鉱山資料館から1時間半は見たほうがよいだろう。徒歩ならそれぐらいかかるが、道の駅でレンタサイクル貸し出しがあるので、レンタサイクルなら1時間未満で到着できるはず。上り坂はきつそうだが電動アシストなのでノーマルよりは楽だろう。

なお、レンタサイクルの存在を知ったのは田平子峠から赤木城跡に向かう途中にレンタサイクル利用者とすれ違ったからだ。知っていたら入鹿本城とか見た後に道の駅に戻って借りていただろうな。

帰り道、千枚田方面から帰ることにしたのだが、阿田和だか熊野市駅方面だか忘れたがバスに追い抜かれた。迂闊。数少ないバスの時間だったのだ。赤木城跡遠景の撮影に時間をかけていなければ、そのバスが止まるバス停にさしかかったので時刻表を見て気づいたはずだ。これが 14:00 時台だったので、逃したことにより 17:00 時台までバスに乗れず。帰りの千枚田・通り峠バス停付近で2時間近く待つことになってしまった。道の駅に行くことも考えたが食事の営業時間が終了していること、もし移動中にバスを乗り過ごしたら徒歩で下山しないといけない、ということもあり千枚田・通り峠バス停付近で待つことにした。日がでているうちはよかったが、日が山の中に隠れると一気に気温が下がり待ち時間が厳しくなったのはよくない思い出。

スタンプも押したし赤木城跡は今度こそ死ぬまで来ないであろう。誰かが車で連れて行ってくれるなら行くけど。

町民サービスセンターバス停

板屋(鉱山資料館前)バス停

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Posted in アクセス, 城, 三重, 東海 Tagged 2019, access, 201902

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