
2018/9/某日訪問
大田市の松山城訪問後に訪問。
参考にした『石見の城館跡』には読み方が書いてなかったので”常見の要害城”の読みがわからず。常見寺というお寺の裏にあるので、それがゆらいなら”じょうけんのようがいじょう”とでも読むのだろうか。曲輪と堀切があるらしい。
衛星写真で見ると城跡を貫通するように道路建設中っぽかったので、現地では実際どうなのだろう、と確認しに行った。
城跡を北から見たところ。正面の小さな山が常見の要害城である。
砂利部分が建設用地であろう。山の高さがトンネルを掘るには足りないので、道路建設するとしたら遺構を破壊することになるだろう。訪問前は完全に道路になっているかもしれんな、とも思っていたので最悪の状態は回避された。
城跡訪問できそうだ、ということで常見寺裏の墓地から取り付いたのだが、とりつき付近の撮影漏れ。裏の墓地を目指せば到達できるはず。
墓地。奥の山林の中に遺構が眠っていると思われ。
さて、突入と思ったのだが、三つの濃い竹林。まだ日没には時間があるのだが、竹林の中はかなり暗い。そしてまだ9月だったので暑いし蚊も多い。私は暑さと蚊と蜘蛛の巣が苦手である。
ということで心折れて撤収したため遺構は確認できず。訪問記録というより訪問未遂記録である。
途中竪堀に見えなくもないポイントがあったので一応掲載しておく。
わざわざ記事にしたのはどなたかに現状確認してもらいたいなぁ、という淡い期待があるためなのだった。訪問から2年近く経っているのでもしかしたら道路建設完了しているかもしれない。
おしまい。
常見の要害城位置
参考文献: