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駅から徒歩で城巡り

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桑原門倉城

Posted on 2018/08/08 by ca Leave a Comment on 桑原門倉城

2017/11/某日訪問

2017年に発見されたらしい朝来市の桑原門倉城(新聞記事になったのは2017年で、それ以前から発見されていたかもしれないが)。”くわはら”かと思っていたが、住所の読みは”くわばら”なので”くわばらかどくらじょう”が正しい読みだろうか。

神戸新聞の記事はもう Not Found なのが悲しいが、その記事でこの城跡の存在を知った。記事によれば山頂にも遺構があるという。北近畿の但馬、丹波あたりはマッピングしていたので行こうと思っていたエリアだった。新発見の城跡とあれば行くしかあるまい。

ということで訪問したのは 2017年の11月。最寄りのビジホは以前竹田城に行くときに使った宿で、桑原門倉城に行くにもちょうどよい位置だったので利用したかったがその日に限って空きがなかった。その前後は空いていたのに。

和田山駅周辺の他の宿でもよかったが、ビジホという感じではなかったので福知山のビジホを利用した。駅前がそれなりに栄えているので利便性もよい。北近畿1のターミナルでもあるので、急な予定変更にも対応できる。

余談ではあるが、前日の夜に眼鏡を洗っていたらつるがぱっきり折れてしまった。予備の眼鏡はなかったのでコンビニで買ったセロテープをつるに巻いて応急処置。眼鏡の役割は果たしているが安定しないので危険な状態。眼鏡屋に持って行って修理してもらっても時間がかかるし回収できないだろう。新規に作ったほうが速そうだ。次の宿泊地豊岡では数泊するので、数日あれば眼鏡も新調できるだろう。

訪問当日。和田山駅から結構な距離を徒歩で移動。JR の駅だと梁瀬駅のほうが近いが、梁瀬駅はコインロッカーがない。和田山駅にはコインロッカーがある。長期遠征だったので荷物は 48l のバックパックにパンパン。全部背負って山城巡りはしんどいのでコインロッカーに荷物は預けて 20l 前後のバックパックに必要なものだけにして訪問した。

徒歩で和田山駅から移動。イオンを過ぎて山陰本線の線路沿いに歩いてミニストップとガソリンスタンドを過ぎたあたりの踏切を北に渡ると桑原門倉城の麓の集落が見える。

集落裏手のこんもりした部分が桑原門倉城の麓エリアだ。

集落には城跡入り口の案内あり。この道を進む。

綺麗に舗装されている。城跡訪問者のために整備されたのだろうか。車で訪問する場合はこの写真に見える平場が駐車場のようである。右手にある広場用の駐車場かもしれないが。

道を更に進むとさらなら案内。この案内板から左に山に入ると城跡にたどり着く。

本当に城跡あるのかなぁ、と山道を進む。

登りの山道が終わり、平行に進むようになると縄張りに入った。まず目に入ったのは段曲輪だ。

進入してきて左が下り、右が上り。上りのほうに主郭があるはず。まずは左に進んで尾根の先端まで確認しに向かう。

尾根を進むと浅めの堀切のような地形。詳しくないのでこれぐらいの深さだと堀切と断定できない。

更に進むと下草が刈られていない最先端部分に到達。ここにも堀切のような地形があった。これより先は民家裏とかに出そうだから進まなかった。

ここから引き返して主郭へ向かう。途中、下からみた段曲輪が分かりやすかったので撮影した。

主郭下の腰曲輪竪堀(だった気がするが記事を書いている段階で自信がなくなっている)。

主郭切岸。それなりの角度なので登れる場所は限られそう。両手使えばどこからでも登れはするけど。

主郭平場。とくに案内はない。それなりの広さが確保されている。

主郭から下りて山頂へ向かう。道はないが伐採されているのでいけるところまで行ってみる。

途中段曲輪のような地形があった。視点上から眺めたところ。かつて植林が行われていたとしたらそういう感じにならされたとも見える。正直遺構なのかわからん。

 

更に進むと傾斜がきつくなり、木々の密度が上がってきたので撤収。最前記したつるが折れた状態の眼鏡でもあるので、藪にひっかけて吹っ飛ばしたり更にどこか破損したら身動き取れなくなるから。

下っている途中東側にものすごい長さの竪堀状の地形があった。

縄張りから若干離れた場所にあって浮いた存在だったので遺構かどうか判断できず。識者の意見が聞きたいところだ。

下山してから竹田城とは尾根続きにある観音寺山砦にも行ったので別記事で上げるかもしれない。観音寺山の対面にある安井城には麓の神社だけ寄った。日没が近かったので深入りはしなかった。

山頂の遺構が確認できなかったのと、ネット上にレポートが見つからないので再訪するつもり。

[2018/10/18 追記]

再訪した。

桑原門倉城位置

桑原門倉城入り口

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Posted in 城, 兵庫, 近畿 Tagged 曲輪, 堀切, 切岸, 竪堀, 201711, 2017

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Author: ca

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